35号機で撮影した上空30km超からの十勝帯広

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新型機35号機は姿勢制御実験を行った34号機の改良版です。

撮影映像の安定は最優先課題でしたので、検証のための実験機です。

これまででも最も小さい部類の機体でした。

使用したカメラはGopro Hero 3+ Black Edition

宇宙仕様に改造しています。

打上は4月末。北海道は寒いので、まだまだ雪が残っています。

飛行場所は最近おなじみの十勝平野です。

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こんな何もない場所から打上。

下の丸い影は風船の影です。

快晴でいい天気です。
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みるみる上昇。

打ち上げ場所の青いビニールシートが写っています。

自分が写るのはちょっと嬉しい。

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意外と山が白い。

この辺の山々は標高が低いので、6月頃には雪はなくなります。

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しかし、雪山は空から見るととてもきれいですね。

春霞の強い日でしたので、ちょっと遠くがかすんで見えます。

この調子では今日はあまり遠くまで映らないかも。

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少しずつ宇宙っぽく・・・

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険しい山が沢山写ります。

この辺りの山は開墾されていないので、仮にここに落ちると絶対に回収できません。

北海道は未開の土地が沢山あります。

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さらに上昇。

奥に見えるのが十勝平野です。

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ん?

なんだか写真がおかしくなりました。

どうしたことでしょう。

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なんだこりゃ?

色が割れ始めました。

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とても気持ち悪い色になってしまいました。

原因は不明ですが、おおよそ3分間のデータが全ておかしな色合いになっていました。

 

飛ばす前からカメラが不調だったのですが、まさかこんな映像になってしまうとは・・・

回収後色々調べましたが、どうやら問題はカメラとバッテリー双方が問題でした。

どちらも純正品を使っているんだけどな・・・

原因が何か調査しないといけません。

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幸運なことに無事色が戻りました。

良かった。

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さらに上昇。

大分宇宙っぽく。

ここで高度25000m

まだまだ上がります。

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上空32kmから見た日高山脈。

先にあるのが襟裳岬です。

雪化粧がとても美しい!

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釧路、根室、襟裳が映っています。

JAXAの航空公園がある大樹町も写りました。

大樹町は宇宙繋がりで色々かかわりがあるので、今度この写真を進呈したいと思います。

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清水町上空から札幌側を撮った写真です。

奥の茶色になっている辺りが札幌です。

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この写真だと国後島や歯舞などが写っています。

世界遺産に指定された知床半島も。

ちょと分かりにくいかも?

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もうちょっと回り込んだこっちの写真の方が分かりやすいかも。

春霞がひどかった割には結構遠くまで写っていました。

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バルーン破裂。

かなり散り散りに砕けました。

白い煙はバルーンの中に入っていた粉末のお蔭。

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太陽バックも美しい。

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安定した姿勢で落下に入ります。

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さらに高度を下げる。

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雄大な十勝平野です。

ここに降りるのであれば、日本一事故の可能性がありません。

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十勝平野の農地のあぜ道に落下。

無事回収しました!

達成高度は32110m

雪の残った景色はこれまで撮影したことがなかったので、珍しく、そして美しかったです。

新しい課題も見つかり、とても有意義な実験となりました。

今回はカメラが幸運で動いていたから良かったのですが、今後はこのようなことがないように、対策をしないといけません。

 

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About Author

岩谷圭介

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

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