3秒で分かる!日本国内でのスペースバルーン打上げが困難である理由

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3秒で分かる!です。まずは以下の図をご覧ください。

スペースバルーン比較

これが日本国内でのスペースバルーン打上げが困難である理由です。

赤く塗っている箇所が、打上げをして回収できる場所、塗っていない箇所が出来ない場所です。

この地図は恐ろしい事に同縮尺です。クリックして拡大すると同じ縮尺が入っています。

日本では猫の額のような狭い場所をピンポイントで狙わなくてはいけません。一方アメリカでは適当に飛ばしても、どんなことがあっても回収できるでしょう。

このように、スペースバルーンを日本国内で実施するのは海外に比べて極めて困難です。

その最大の理由は日本国土の独特の形状なのです。

この地図を見るだけで絶望的に困難な日本ですが、狭い平野にはたくさん人が住んでいますので、都市部を避けるとさらに落下させることが出来るエリアが狭まります。

さらに悪い事に、日本は世界一ジェット気流が強い場所に位置しているために、狭い国土でありながらとても長い距離バルーンが流されてしまいます。気象条件も最悪です。

それに追加して日本国内法は海外より厳しいために、なおさら困難にしています。

 

海外では小学生が成功させた、というお話もありますが、日本で中々成功者が出てこないのもこういう理由からです。

しかし、私は日本国内でも、宇宙に触れることが出来る体験ができるようにしていきたいと思っています。

最近沢山の方から、「やってみたい」というメッセージを頂くようになりました。

私は、このスペースバルーンを振興するためには、鳥人間コンテストやロボットコンテストのような、スペースバルーンコンテストを実施する必要があるのではないかと考えています。

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About Author

岩谷圭介

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

5 Comments

  1. 「回収可能な場所」というのは何をもって可能、あるいは不可能としているのでしょう?
    法律で決まっているのでしょうか?

    • 岩谷圭介

      山川さま
      コメントありがとうございます!
      陸上で安全に回収できる場所を示しています。
      海上であればどこでも安全に回収できるので、海上まで含めるととても広大なエリアになります。
      法律では、飛行してはいけないエリアが設定されているので、そこを避ければ法律上問題はありません。
      が、人の土地に入る場合には許可がないといけません。

  2. Hideko Nakayama on

    岩谷様
    はじめまして!
    私は子供の頃から「宇宙」にとても強い興味を持ち、漫画「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」「地球へ」などを大人になった今も折に触れて読み返しています。
    岩谷様がされている宇宙撮影の事業を、Zenlogicさんのサイトから知りました。
    宇宙撮影、いつか私もやってみたいです!

    • 岩谷圭介

      Hideko Nakayamaさま、コメントいただきありがとうございます!
      風船こそが最も私たちに近い宇宙への方法だと思っています。ぜひチャレンジしてみてください!

  3. 初めまして。
    質問があります。
    スペースバルーンを打ち上げて、落ちてくる場所をある程度予測できると以前のブログにありましたが、どのように計算するのですか?
    教えていただけたら嬉しいです。