一冊の本を出版することになりました!『宇宙を撮りたい、風船で。』キノブックス

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2015年9月1日。「宇宙を撮りたい、風船で。」という書籍を出版することになりました。

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この本はこんな本です。

僕はこどもの頃から科学や実験、機械が大好きでした。そんなこども時代の僕の憧れは、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクでした。ドクのように、自分の好きな発明をして、発明品に囲まれて暮らしていることがとてもかっこいいと思っていたのです。こどもの頃は幸せです。しかし、大人になっていくにつれて、色々なことを知っていきます。

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ドクが映画の中の人物で、現実にはあのような人は存在しないことを知ったのが高校時代でした。自分の憧れていた世界がないことを知ったのでした。世界は色あせてつまらないものになっていきました。
自分の目標を失って、何をしていいか分からないながらも、自分の志向に合いそうなことを色々と試してみました。自分なりに発明家になろうと、色々やってみました。そんなことをしているうちに出会ったのが風船を使った宇宙撮影でした。

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なにも分からないところからの出発だったので、たくさんの失敗をしました。周りからも無理だ、無駄だと言われました。そうしながら失敗を繰り返しましたが、失敗の中にも小さな成功があり、それを集めていくうちに、すこしずつ近づいていきました。そして、めげずに続けていれば、宇宙という個人では不可能と考えてしまう世界でも手が届く、そんなことを教えてもらいました。僕はこの活動を通して夢ってなんだろう、ということに向き合う機会をもらったのだと思っています。

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僕は目標を失ってどうしたらいいか分からないで過ごしてきました。けれども、すべては「やってみる」から始まっていたのだと思います。自分自身のしたいことのため、それを探すためには、まずは最初の一歩から。小さな一歩も、長い旅路の大きな一歩なのでしょう。知らない一歩を踏み出すのには勇気が必要です。

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この本は夢を追うひと、探すひと、そんな仲間を増やしていくための本です。

この本を手に取った人に、ほんの一匙の勇気を、心の片隅に残すことができれば、僕の試みも成功だったのではないかと思うのです。

ふうせん宇宙撮影の活動において、宇宙の映像はきれいに越したことはありませんが、本質的に、映像や画像は重要ではないのではないかと思うのです。重要なのは、「やってみる」から始まる、挑戦と失敗なんだと思います。

学生の頃何を掴めばいいか分からず彷徨った自分に届けたいなと思って書きました。そんな人がいたらぜひ手に取ってほしいです。

 

実は、この書籍のために、出版社さんが特設サイトを設けてくれました!

とてもかわいらしい素敵なサイトです。ビジュアル的にも見ていて飽きないです。こちらも一度遊びに行ってみて下さい!

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この書籍、アマゾンをはじめとして、楽天やヤフーショッピング、全国の書店でも販売しております。一度手に取っていただけたら幸いです。

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About Author

岩谷圭介

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

12 Comments

  1. 岩谷様
    いつもお世話になっております。
    たった今、Amazonで注文させていただきました。Kindle版があれば良かったのですが、それはなかったので単行本として購入しました。拝読させていただくのが楽しみです。

    • 岩谷圭介

      shimizuさま
      コメントありがとうございます。
      そして、ご購入していただきありがとうございます!
      僕もキンドル版を欲しかったのですが出ていなかったので、出版社の方にキンドルのご相談してみますね。出るかな~
      書籍は、夢を持つ人や夢を追いかけたい人に届けたいと思って書き上げました。なので、技術的な内容はかなり大きくカットしています。
      レビューを頂けますと嬉しいです!

      • 岩谷様
        いつもお世話になっております。清水です。
        本日書籍が届いたのですが、大変に面白く、一気に読み終わりました。また巻末部分まで読んで初めて、岩谷様にお◯様がいることを知りました(ここに書いて良いのかどうか不安だったので、バレバレっぽいけど、一応伏せ字にしておきます^^)。
        東京からの移動費が高いので、今年は北海道での打ち上げはもうできませんが、来週あたり、係留で富士山の撮影を計画していますので、成功したら改めてお知らせさせていただきます。
        尚、Amazonにもレビューを書かせていただきました!

        • 岩谷圭介

          shimizuさま
          いつもコメントありがとうございます。そして、書籍を読んで頂いてありがとうございます! レビューも読ませて頂きました。嬉しいです!
          色々な場で公開している情報は大丈夫ですよ~ 来月で1歳になります。早いものです。
          風船での宇宙撮影は、ネックになるのが人間にかかる費用なんですよね。良い風がいつくるか分からないので、突然予約しなくてはならず、正規料金の航空運賃や値上がりしたホテル代がとても痛いんですよね。
          安全性や回収率を考えると、北海道以外は考えにくいのですが、日程が確定さえできれば本当に楽になるはずなんです。
          一年中飛ばせるような、都合の良い場所があればいいのですが・・・ 僕も日程が確定できないことについて、かなり苦労させられています。とりわけ、企画の実施でたくさんの人が動くときには、金額もとんでもなくかかり、さらに人数分ホテルや座席がとれない場合もあり大変です。
          僕も最近係留で飛行させたのですが、飛ばしている最中に強風でリールが破壊され、糸が指に食い込み深く切りました。なので、厚手の手袋装備、おすすめです。係留、頑張ってください。ホームページでの発表も楽しみにしていますね! 

          • 岩谷様
            ご丁寧な返信、ありがとうございました。
            頂戴したアドバイスを真摯に受け止め、係留実験の際には手袋を忘れないように致しますね。今後とも宜しくお願い致します。

  2. 岩谷様。
    こんにちは。関西在住の高校生です。書籍、ブログ、ともに拝見させていただいてます。今、高校生のグループで宇宙を撮影したいと考えているのですが、打ち上げ場所について悩んでいます。関西圏なら年中飛ばすことができるのですが、北海道は冬でしか飛ばせません。…(冬に別の用で行くことができるので)。夏に関西(僕は和歌山・三重から東側の海に落とすのが良いかと)で飛ばすか、冬になりますが北海道で飛ばすかどちらが安定するのでしょうか。教えて下さい。
    また、GPSでどれくらい細かな位置まで分かるのか、GPSがあるのに回収できない理由、なども加えて教えていただけたら嬉しいです。
    長文失礼しました。返信よろしくお願いします。

    • 岩谷圭介

      大橋様、こんにちは。コメントありがとうございます!
      書籍ブログ見ていただきありがとうございます! 早速ですがご回答します。
      GPSはあくまで発見用の補助器具なんです。
      打上の前に、地上から上空までの大気の流れを予測し、バルーンの飛行経路を予測します。
      飛行進路を予測した時点で、ある程度の落下位置も分かります。
      この作業がとても大事で、これをせずに打上すると、人口密集地帯に落下したり、人の財産を侵害したり、誰かを殺傷しかねません。
      安全な落下地点に導くために、まずは飛行経路を出す必要があるのです。
      GPSは、最後の捜索の時の補助器具です。
      予測落下地点とのズレを埋めるために使います。
      GPSは10~300m程度の誤差があります(これは地域や地形によって変わります)
      誤差が大きいと捜索領域も広大になるので、GPSの誤差を埋める仕掛けもあると便利です。

      打上の場所について、最大の安全を見て実施して欲しいと思っております。
      冬の北海道の気流は荒れています。多分落下地点まで200km以上離れることになるので、回収も大変です。かなりしんどいです。
      紀伊半島近辺は近隣大学が実施していたようなので、実施自体はできると思います。
      しかし航空機が多い空域なので、しっかりと航空局と調整し、海も船が多いので海上保安庁と調整した上で実施されると良いと思います。

      • 返信ありがとうございます!とても参考になります。

        ふうせんの飛行経路および落下位置の予測なのですが、やはり自分たちでプログラムを作る必要があるのでしょうか。ラジオゾンデの飛翔予測プログラムを参考にできないかと思ったのですが、なかなか手に入れることができず、過去のデータや勘もないので行き詰まっています(-_-;)
        どのようにして予測しているのか教えていただければ幸いです。

        期限まではあと一年以上あるので(資金は打ち上げ一回分程度しかないですが…)、実験や研究はまだまだできると思っています。なにが課題なのか、なにをするべきなのかを知らなければと思っています。予算も場所も限られている状態で極めて難しい状況下にあることは、承知していますが、何としても成功させたいです!
        質問ばかりで申し訳ないですが、よろしくお願い致します。

        • 岩谷圭介

          大橋様、こんにちは。
          過去の風の記録は気象庁が公開しているので、こちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。
          http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/upper/index.php
          打上地点に近い場所をピックアップして風向きの傾向などシミュレーションしてみると良いと思います。

          実際にどう飛ぶかは、英語圏で複数の大学が飛行予測シミュレーションを作っていました。
          ある程度の参考になると思うので、試してみると良いです。
          しかし、飛行シミュレーションは、そもそもの装置の設計がしっかりできていないと使ってもほとんど意味を成しません。
          ですので、作る装置がどのくらいの速度で上昇するか、どのくらいの高度で破裂させることが出来るのか、落下速度はどうなるのか、諸々しっかりと設計して、検証した上で使ってみてください。

          資料は探すといろいろ出てきます。
          お勧めは、「気球工学」という航空宇宙の専門書です。
          参考にされるととても役立つはずです。
          アマゾンなどで売ってます。
          探してみてください。

          また、主要な図書館では論文検索もできます。
          「Weather Balloon」や「ラジオゾンデ」「高高度気球」などで検索をかけるとたくさん論文が出てきます。
          とても参考になるので、ぜひ探してみてください。
          大概の図書館で、資料を出力して持って帰ることもできます。

          時間がたっぷりあるので、調べて考えて色々試してみてください!
          きっと楽しいですよ!

          • 返信ありがとうございます。
            求めていた情報がたくさん見つかり感動しております!
            これからはこれらのことを学び、実験するのに時間を使っていきたいと思います。
            実際に宇宙撮影を実現するところまで漕ぎ着けたら結果を連絡します。本当にありがとうございました!

          • 岩谷圭介

            研究に役立つようでよかったです。
            色々大変なこともありますが、それもまた面白いところです。
            安全に配慮しながら頑張ってください!

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