次のステップへ 50㎏の物体を空に飛ばすための考察

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現在、より大きなペイロードを飛翔させることが大きな目的になっています。

より大きくする理由は、大重量を飛ばせることが出来ればできるほど、様々な実験が可能になるためです。

現状の小さなペイロードでできない、科学実験や、特殊映像の製作も可能になるでしょう。

長年問題として残っていた、装置の安定化も、大型の装備を積むことが出来れば、いくつかの解決策を見出すことができます。

これまでは実験試行回数が少なかったことから、小型の装置開発に終始してきましたが、様々なデータの蓄積により、以前以上の大型化が可能となってきました。

ふうせん宇宙撮影の準備風景

ふうせん宇宙撮影の準備風景

より大きな重量ということは、その分問題も発生してきます。

まず、危険度が上がります。

装置も大きくなりますから、周囲への影響も大きくなります。

航空機や飛行空域、落下地域に対する配慮も必要です。

 

それほど遠くない未来に50kg程度のペイロードを飛行させることを目標としています。

風船が50kgもの重量を上げることなんてできるのでしょうか。

結論から言うと、十分可能です。

4メガリットル程度の容積を持った大型の気嚢を使用すれば、50kgのペイロードを浮揚させることが出来るでしょう。

高度30kmまで浮揚させることを考えた場合、最大時の直径は20m程度、バルーン浮力は80kg程度必要です。

高度30kmからの景色

高度30kmからの景色

落下時の危険性は上がりますから、大型のパラシュートも必要になるでしょう。

現在パラシュートは信頼できるメーカーにお願いしており、1トンまでなら対応可能となりました。

大型の装置は、遠洋への落下が必須と考えていますが、遠洋の場合、インフラが存在しないため、独自インフラの設置、そしてその運用が極めて重要になります。

ここ数年の実験で、それらもほぼ構築されてきました。

非常時のバルーンへの直接制御も実験段階にあり、近いうち可能となることでしょう。

より大型化した装置で、Fusen Ucyu Projectは、できることがどんどん増えてきています。

今日まで見えなかった明日をみましょう。

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About Author

岩谷圭介

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

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