二連バルーン装置の発明記3 協力者と作戦会議!

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前回引き続き、連載3回目です。

今回は、協力者との作戦会議です。前回、多少のことが決めることができたので、より現実にしていくため、協力者に会いに行きました。

私一人ではできることに限りがあります。

知っていることも限りがあります。

開発は新しいこと尽くめの、困難に敷き詰められた開発でした。

ですから、私の知らないことを教えてくれて力になってくれる方に会いに行ったのです。

飛行機に乗って出発です。

出発! 眼下に見えるのは猪苗代湖

出発! 眼下に見えるのは猪苗代湖

向かった先は北海道。

Fusen Ucyu Project発祥の地です。

思い返せば北海道中、風船を追いかけて駆け回ったものです。

向かうは北海道

向かうは北海道

空港でレンタカーを借り、訪れたのは、ロケット開発にも力を入れている機械メーカー、植松電機。

植松電機さんとは、私が宇宙撮影をチャレンジし始めた最初のころからお付き合いがあり、北海道を離れていた間も、たびたびお力を借りていました。

写真に見える鉄塔は、無重力実験塔です。

植松電機に到着!

植松電機に到着!

今回のプロジェクト概要を相談し、装置の弱点や必要な検証をまとめていきます。

IMG_1794

今回の装置開発では機械部品が必須でした。

機械部品についても相談を進めていきます。

 

部品設計会議

部品設計会議

今回の装置のために設計した機械部品は3種類。

1つが、シャフトとバルーンを接続するためのバルーンプレートです。

このプレートは切離装置の一部にもなる予定です。

バルーンプレート

バルーンプレート

そして2つ目が、ブレーキプレート。

軸に装着する諸々を止めるためのプレートです。

2個1セットで使います。

ブレーキプレート

ブレーキプレート

そして3つ目が、シャフトキャップです。

シャフトの両端に接続します。

これがあることで、軸に取り付いているものが外れるのを防ぎます。

シャフトキャップ

シャフトキャップ

特注の機械部品を作るのは色々大変です。

機械部品が出来上がったら、装置のさらなるブラッシュアップと検証を実施して、どんどん形にしていきます。

 

部品設計会議の他に、今後行うであろう2連バルーン打上実験の実験についても作戦会議を行いました。

新型装置は大がかりになったため、これまで2~3人いれば実施できた実験も、5~8人程度必要になりそうです。

実験手順の想定

実験手順の想定

作戦会議を終えて、一人お疲れ様会です。

お疲れ様会

お疲れ様会

帰って設計、製作、山積みの課題が待ってます。

次は搭載機材の調整をしなくてはいけません。

帰りの飛行機

帰りの飛行機

次回は、搭載するカメラの低温環境の動作試験です。

上空はとても寒く、さらに上昇すると空気がなくなり熱くなるので、搭載するカメラなどの機材には適切な処理を施さなくてはなりません。

次回もよろしくお願いいたします!

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About Author

岩谷圭介

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

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