宇宙まで行った気球が帰ってくる訳

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「気球が宇宙に行っちゃったら回収できないんじゃないの?」

「人工衛星みたいに降りてこないんじゃないの?」

という疑問を多くの方が持っているようなので、ちょっと解説したいと思います。

 

By: Jurico

突然ですが、バケツに入れた水を上下にグルグル回したことはありますか?

地球には重力があるので、バケツを逆さにすれば水はこぼれてしまいます。

しかし、上下に振り回して回転させているとき、バケツが下向きになっても水がこぼれませんよね。

これは、振り回しによる遠心力が、重力より大きいので落ちてこないんです。

 

人工衛星も、宇宙ステーションも同じなんです。

人工衛星も宇宙ステーションもすごい速さで地球の周りを回っています。

回ることによる遠心力が重力に負けていないから落ちてこないだけなんです。

もし、速度が遅かったら、遠心力も小さくなります。

速度が遅くなれば重力に遠心力が負けて落ちてきます。

(詳しく科学的に解説してくれているサイトが沢山あるので分かりやすかったサイトへリンクを張っておきます。

人工衛星が落ちてこない理由↓

http://www.tohoku-epco.co.jp/new_naze/nazenavi/dotten4/07/page2.html

 

気球は風に乗ることはあっても、ほとんど速度がありません。

ということは遠心力も発生しないので、必ず落下してきます。

そんなわけで無事回収できるんです。

 

単に高くまで上がれば宇宙に物を送れるわけではないんです。

ロケットやスペースシャトルの打ち上げがあんなにも大規模で、あんなにも大きなエンジンや、あんなにも大量の燃料が必要なのは、宇宙に居続けるための速度が必要だからなんです。

 

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About Author

岩谷圭介

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

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