なぜ情報公開しているの?
宇宙とは個人では到底不可能に思える対象です。 その不可能の象徴である宇宙を自分自信の力で触れることが出来る ということを体験して欲しいのです。宇宙が成功できれば、 どんな事柄でも挑戦できる! なんでも挑戦していこう!と思える仲間を増やしていきたいのです。
「やってみる。」から、はじめよう。
やってみる事で夢を実現する人々が増えていくことで、 世界はもっと素晴らしい場所になると私は信じています。 そのために、宇宙撮影の情報を提供しているのです。
このような精神のもと、宇宙撮影のHow To情報を公開しております。
インスタントラーメンのように、買ってきてお湯を入れればさあ出来上がり、という体験を提供するために公開しているのではありません。宇宙撮影を成功させるためには、何度も実験を行い、知識を蓄えていかなくてはいけません。
苦労して成功させるまでのステップを踏むことで、挑戦の一つのケースとして利用してほしく思っております。
宇宙撮影 How To 情報
宇宙撮影装置を制作するために、以下の記事をご参考ください。一読すればわかる記事、延長の知識が必要な記事、様々あります。
宇宙撮影は簡単なようで、難しいこともあります。
物理や気象に対する知識が必要になることでしょう。
記事では、それら事柄について詳細まで説明はしていません。
その理由は、知識を自らの血肉にしてこそ、本当の力であると信じているからです。
そして、自身の知識をもってのみ、どんなチャレンジも実現できると私は考えているからです。
必要な知識はこれらの記事を元に、自らで調べ身に着けてください!
これら記事を参考に開発を進めていくと、もしかすると、この方法以外のもっと良い方法を見いだせるかもしれません。あくまで目安、もしくはきっかけ程度にご覧ください。
- 初めにお読み下さい
- 実施するのに最適な場所
- 3秒で分かる! 日本で難しい理由
- スペースバルーンの関わる法律全部紹介
- スペースバルーンの航空法上の扱い
- たった10個のスペースバルーンに必要な物品
- スペースバルーンで使用できる10種類のカメラ
- 保険に加入する方法
- 落下速度の求め方
- 機体重量と危険性
- バルーンの飛行ポイントを決める便利なサイト
- 打上現場で便利な7個の道具
- 回収の時にあったら便利な9個の道具
やってみる!についてのお問い合わせ
このページに記載されているものが、ハウツーとして公開しているもののすべてです。
もし、これら記事に対する疑問やご質問などございましたら、以下のフォームか個別記事のコメント欄をご活用ください。
頂きましたお問い合わせは、必要な記事の追加や、コメントへのレスポンスとしてお答えいたします。
記事の内容によっては、すぐに反映されないこともあるかと思いますが、よろしくお願いします。
また、実施して成功したよ!というメッセージ、ぜひとも送って下さい。
18件のコメント
撮影したいです!!
自分の持っているカメラがソニーのHDR-AS100Vなのですが、記事を参考に素人でも撮影可能でしょうか??
ARAITOMOAKIさま
高校生も成功させているので、素人でもできます。
学生さんは学校からお金が出ていますが、個人だと自分で負担しないといけないのが大変なところです。
手法は来年4月中頃までに、一通りホームページで公開したいと思っていますので、今後もサイトに遊びに来てくださいね!
Really informative article post.Thanks Again. Awesome. ecgdekceeddg
Pingback: 風船カメラで宇宙撮影する男、岩谷圭介!
先日、ヘリウムガスを買いに行ったところ、「ゴム風船には使用できません」と書いてありました。
ゴムではない風船でも打ち上げることができるのでしょうか?
saru2001さん
はじめまして。コメントいただきありがとうございます。
ヘリウムは世界中おなじヘリウムです。
なので、ゴム風船に使用できるヘリウムと、できないヘリウムというものはありません。
科学の知識は、宇宙撮影だけに必要なものではなく、人の生命を守るために極めて重要です。
使用方法を誤れば自らの命や家族、地域住民の命を脅かします。
正しい知識を持ったうえで、十分な検証を行い、裏どりをして実験してくださいね。
大阪在住の20代の者です。
2016年7月に風船打ち上げを計画しています。
打ち上げについていくつか質問させていただければと思います。
よろしくお願いします。
(1)動画撮影の場合は、打ち上げ時に録画ボタンを押してバッテリーが続く限り撮影し続ければいいんですよね?
(2)良質な映像を撮る為に、上昇中の振動を減らしたいのですが。。例えば打ち上げ機の制作段階でどのような点に留意すれば揺れを減らせるのでしょうか?
(3)回収時に使用するGPS機器についてですが、私の理解不足故に具体的にどのような機器を用意すればよいか分かりません。これはいわゆる打ち上げ機に取り付ける電波発信装置と、その位置を地図あるいは経度・緯度式で表示できる装置の2点を購入する必要ということなのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、お返事お待ちしております。
Kamui Koyamaさま
はじめまして。コメントいただきありがとうございます。
打ち上げには安全性などとても大切なことがありますので、いきなり打ち上げをせずに、実験を通して検証したうえで、法律と安全を重視して実施して頂けたらと思っております。
無茶な打ち上げは地域の人々の生命を脅かすだけでなく、自身やご家族の人生を破滅に導きますので、検証に次ぐ検証のうえ実施することをお勧めいたします。
頂いたご質問にご回答いたします。
>(1)動画撮影の場合は、打ち上げ時に録画ボタンを押してバッテリーが続く限り撮影し続ければいいんですよね?
正解はこの手法!というものはありませんので、いろいろお試しになった上で、一番良いと思う手法を使用されるのが良いと考えます。
>(2)良質な映像を撮る為に、上昇中の振動を減らしたいのですが。。例えば打ち上げ機の制作段階でどのような点に留意すれば揺れを減らせるのでしょうか?
揺れを小さくするための仕組みは色々ありますが、やってみると載せない理由も色々出てきます。
そのあたりは実験を通して、必要なことを取捨選択していただきたいと思っています。
実施する方によって、何を重視するかによって、皆違った形になるはずです。
>(3)回収時に使用するGPS機器についてですが、私の理解不足故に具体的にどのような機器を用意すればよいか分かりません。これはいわゆる打ち上げ機に取り付ける電波発信装置と、その位置を地図あるいは経度・緯度式で表示できる装置の2点を購入する必要ということなのでしょうか?
その2点があれば回収できそうですね。
どの機器が適切かどうかは、実験して試してみてください。
チョイスした装置が適切かもしれませんし、風船に取り付けることに難があるかもしれません。
電波発信する装置は、合法の装置であっても、使用方法によっては違法になります。
電波法の取り締まりはとても厳しく、そして罰も重いですから、慎重に実施してくださいね。
香川県に住んでいる中学1年生です。本を読ませていただきました。夏休みの自由研究でやってみたいです。宇宙まではいかなくても航空写真は撮りたいです。中学生でも法律をクリアできますか?香川で飛ばせる場所はありますか?中学生で飛ばした人はいますか?教えてください。お願いします。
huusennさま、コメントいただきありがとうございます。
著書を読んでいただきありがとうございます!
私が最初に実施した時は、凧揚げのような形で、風船揚げをやりました。
分からないことがたくさんあったので、まずは紐を手で掴んで飛んでいかないようにして、わかることを増やそうと実験しました。
飛ばした実績は、日本国内で私の知る限りだと、高校生が一番若いです。でも、中学生でもできると思います。
順番を追って行けば、最初は難しいことも少しずつできるようになっていけます。頑張ってください!
報酬や実績を早く得ようとして焦ったり、大切なステップを飛ばしたり、無理をするとあまりいい結果になりませんので、慎重に頑張ってみてください。
ほとんどの法律は、年齢に関係はありませんから中学生でも実施できます。しかし、何かが起こった場合の賠償責任などは親が持つ年齢ですから、親御さんへの説明と理解は必須です。
色々乗り越えなくてはならない課題もあるかと思いますが、頑張ってください。
お返事ありがとうございます。さっそく東急ハンズで1080円で直径90㎝のバルーンを買いました。(一番大きいのです)天然ゴムです。 このふうせんでどこまで登れますか? そもそも浮きますか? なんリットルのヘリウムガスが必要でしょうか?お返事お待ちしております。
こんにちは。
どのくらい登れるかは、どのくらいの重さ(ペイロード)をつけるかに関係します。
浮くかどうかも、重量との相談です。
ヘリウムがどのくらい必要かは、重さの他、色々な要因で変わります。
どのくらいの高度まで上昇させたいか、膨張可能倍数をいくつに設定するのかで変わってきます。
このあたりを計算して、調整できないと、打上に必要な最低限の安全性を確保できません。
考え、計算して、それでも分からなかったらできる限度の実験をして、少しずつ未知の世界を狭めていく必要があります。
未知の世界を攻めることが出来る力は、一生役立つはずです。
頑張ってください!
お返事ありがとうございました。ふうせんとカメラの間のひもは、長い方がいいのか、短い方がいいのか、具体的な数字を教えて下さい。
もう1つ質問です。、90㎝のバルーンで250グラムの浮力だとインターネットにかいていました。それは、250グラムの物を持ちあげれるということですか?お返事をお待ちしています。
こんにちは。
同じ内容のコメントが3件入っていたので、1件だけ承認してご返信いたします。
コンピューターがスパムと認識してはじいてしまうので、同じ内容は1件だけの送信でお願いします。
さて、ご質問についてです。
長い・短いはそれぞれメリットデメリットがあります。
設計上トレードオフはつきものなので、試してみて自身の価値判断で決めるのが良いかと。
私の装置のコピーを作ってもあまり意味がないと思うので、具体的にどうしないといけないというお話は載せません。
浮力についてです。考えてやってみることが大切だと、私は思っているのでヒントを載せることにします。
風船を90cmの真球と近似した場合、内圧をほぼ1気圧と過程した場合で計算してみると分かります。
球の体積の計算方法、ヘリウムの浮力の計算で出せるはずです。
計算で出たら、一度実際に作って試してみる必要があります。
計算上大丈夫というのと、実際大丈夫というのは天地より離れています。
関東地方在住の中学3年です。様々な記事を読ませていただきました。この数か月を使って様々な実験や準備をして冬ぐらいに飛ばせればと思うのですが、私の知識不足でいくつわからないことがあったので質問させていただきました。まず、回収の時のGPSについてですが、そもそもどういう方法で落下地点を知るのかわかりません。いくつかのサイトでGPSについて調べたのですがどのサイトでも浮気用のボックス型GPSだとかしか出てきません。どういう機械を使ってどう落下地点を知るのか具体的なものを挙げて教えていただえるとうれしいです。また風船についてですが気象用バルーン以外のものを使うとしたらどのような基準で選べばいいのでしょうか。どこまでの厚みになれば肉厚のものになるのでしょうか。わからないことが多く質問ばかりですが、詳しく教えていただきたいです。
コメントありがとうございます。
早速ですがご質問への回答です。
GPSは発見用の補助装置だと思ってください。飛行の前の段階で大気循環をコンピューターでシミュレーションして、どのように飛行するのかを予測しておきます。
概ねの落下地点は飛行前に分かっていますが、より正確な場所情報を得るためにGPSを使用します。
先に落下位置が分かっていないと、市街地等の事故の可能性の高い場所に落ちることもあるので、先の予測はとても大切です。
GPSの機種については、上空で使用できるものを使用してください。このあたりは電波法に関しての記事をご参考ください。
バルーンについては、実際に試してみるのが良いと思います。
自分自身で試して、知っているものでなくては扱うことはできません。
私も最初の頃、3m近くまでバルーンを膨張させて、びくびくしながら実験していました。
どの程度の容積が必要で、どの程度の浮力が必要か分かれば、答えはおのずと出るはずです。
分からないことはやってみればきっと分かります。
頑張ってください。
返信ありがとうございます。GPSについてですが最初の質問をした後少し調べていて思ったのですが、アマチュア無線はトランシーバーのようなものではないのですか?アマチュア無線を使って位置を特定できるのか知りたいです。また、記事の中にリアルタイムで追跡するのも一つの方法とありましたが、どのような機器を使ってリアルタイムで追跡するのか教えてください。繰り返しの質問でもうしわけないですがよろしくお願いします。またいくつか質問があったらまたうかがってもよろしいでしょうか?
http://fusenucyu.com/6001
バルーンでの撮影をするにあたっては、様々な危険が伴います。
その危険性は、実施する人の知識に大きく依存しますので、このウェブサイトでは自身の力をつけて、自ら道を切り開いてください。という方針で指南しています。
ですから、細かいやり方などは記載していません。自身で理解していないと、大事故を起こし得ます。もしかすると自身の人生を破滅させる可能性もあります。
自分自身で実施することですから、みずから責任が取れるよう、自らで調べ理解し、力にしてください。
その力は、宇宙を撮影するためだけでなく、一生あなたを助けることでしょう。
頑張ってください。