風船打上の回収時、あると便利な道具をまとめました。
制作した装置によっては、他にも必要になるかもしれません。
あくまで目安として、あったら便利というものでご参考ください。
双眼鏡
双眼鏡はあるとなにかと便利です。
例えば、木の上に引っかかったとき。
近付けないとき。
どこにあるか把握できます。把握できれば対策を考えることができます。
携帯電話
機体には必ず、自分の連絡先を張り付けるようにしましょう。
そうすれば、偶然見つけた人が、あなたに連絡をくれるかもしれません。
あなたの飛ばした装置は、あなたはよく知っているものですが、突然遭遇した人にとっては不審物です。
場合によっては恐怖心を与えるかもしれません。
突然現れた不審な装置に、連絡先が書いてあれば、発見者も少し気持ちが楽になります。
発見者から連絡が受け取れるように、必ず携帯電話を持って回収に向かってください。
カッターナイフ
装置の開閉のために、カッターナイフがあると便利です。
ニッパー
草木にパラシュートやバルーンが絡まっていることがあります。
その場合はニッパーで切って取り除きましょう。
基本的にバルーンは数日で自然に還るのですが、ごみであることには変わりないので、持ち帰りましょう。
上空から落ちてきたバルーンもお土産の一つです。
ゴミ袋
打ち上げ時と同様、回収時にもゴミが出ます。
それは風船の破片や、バルーンと機体を繋ぐ紐、パラシュートだったりします。
自然に還らないものばかりなので、かならず持ち帰りましょう。
結構な量が出るので、大きめの買い物袋を2~3枚程度用意しておくと良いでしょう。
真水とカップ
真水とカップはとても大切です。
何に使うか、ちょっとわかりにくいのですね。
これは、カメラのデータカードが、沼や川に落ちて水没したり、雨に降られて水没した場合に必要になります。
水没して読み取ることができないデータカードを真水を注いだカップの中に浸すのです。
しばらく放置してから、取り出して、時間をかけて乾燥させると、データが復活することが多いです。
かなりの荒療治です。
あくまで、自然の中で、放置しておくと悪化してしまう、データが失われてしまうというときに、可能性を託すための手段です。
救急ボックス
上空から降り立った装置を探す先は、大自然の中になるでしょう。
大自然の中では、思いがけない怪我をするものです。
注意するに越したことはありませんが、事故は起こるものです。
簡単な治療や、手当ができる救急ボックスを作って、持ち歩くと安心できます。
タオル
タオルはとても役立ちます。
単に汗を拭くだけではありません。
怪我をしたときに、止血したり、きれいにしたりするためにも役立ちます。
日差しの強い日に、山の中で探し回る時には、首に巻けば日差しから守ってくれます。
虫からの攻撃を避けるための、防御にもなります。
タオルは数枚持ち歩くことを強くお勧めします。
長靴・トレッキングシューズ
探す先が山の中であれば、長靴や、丈の長いトレッキングシューズを履いて入るべきです。
というのは、日本全国マムシなどの毒蛇が出ます。
山の中でマムシは目立たないため、発見することは至難の業です。
長靴などを履いていれば、仮に咬まれたとしても、足まで毒蛇の牙を到達しません。
身を守ってくれます。
ちなみに、マムシなどに咬まれた場合も、直ちに死ぬことはありませんので、ご安心ください。
早急に病院へ行き、血清を打ってもらいましょう。
そんなとき頼りになるのは仲間です。
必ず仲間とともに行動することが極めて重要です。