生物実験0号機を打ち上げました

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ふうせん宇宙旅行プロジェクトの第一歩として、生物実験を行いました。

これまでは無人の機械のみのバルーンを打ち上げていましたが、今回はよりデリケートな生物を搭乗させました。

今後有人化を目指すにあたり、生物を無事に打ち上げることができる装置というのは必須であるため、この実験を実施しました。

飛ばす装置はこのように魚が泳いでいます。

採用した魚は、ベタ。

魚なのに肺があり、エラでも肺でも呼吸ができる魚です。

魚を飼う初心者向けによく購入される熱帯魚です。

ベタは振動や騒音などのストレスにも強く、温度変化にも強いです。

そのため、この魚を採用しました。

ベタの搭乗している容器は、ただの容器ではありません。

バルーンで上空まで行くと、空気がなくなるため、内部の気体が膨張しようとします。

そのため、内部から破裂してしまします。

内側からかかる力は、1000kg程度です。

ですから、ちょっとした容器では破壊されます。

このベタ用キャビンは、宇宙服のヘッドパーツと同じ特殊プラスチックを採用しています。

そのため、1000kgの圧力がかかっても壊れることがありません。

これは、事前にたくさんの試験をした上で出来上がっています。

内側からの圧力に耐えられるよう、締結はボルト12本。

かなりゴツイです。

そして、バルーンはこのサイズ感。

生物を連れて行こうと考えて設計したら、これまでで最大のサイズになりました。

7000リットルのヘリウムボンベが3本も入れました。

大人3人がかりでやっと支えることができます。

何度も飛ばされそうになり、踏ん張りました。

支えるのも大変なので、今後課題にしなくてはいけません。

そして、打上。

こうして見ると、装置の大きさがもよく分かります。

一辺45cmの立方体を使用しました。

バルーンの浮力は25kg程度。子供なら飛んで行ってしまいます。

バルーンはぐんぐん高度を上げ、飛び去ってしまいました。

さて、生物はどうなってしまうのでしょうか。

装置が着水したのを確認して、回収に向かいます。

この日の気流からのコンピューターシミュレーションの想定通りの場所に降りてくれました。

回収地点に向かうと、ひときわ大きいオレンジ色のボックスが浮いています。

大きいと見つけやすくてよいものです。

そして、漁師さんたちにご協力いただき、回収。

引き上げ。

とても重いので二人がかかりです。

そして、無事回収。

お魚さんはどうなっているのでしょうか。

回収後の陸揚げ。

気になるお魚さんは、、、

無事生きていました!

長旅お疲れ様!

バルーンで成層圏に様々なものを飛ばすという試みは世界中で行われていますが、生物を飛ばすというのは極めて珍しく私の知る限りありません。

宇宙を見てきたベタというのは、世界初なのではないでしょうか。

祝・宇宙ベタ!

ご協力いただいたみなさんと記念撮影をして、打上は無事成功。

皆さま、お疲れ様でした!

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About Author

岩谷圭介

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

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