2014年元旦の初日の出を上空30kmから撮影した『ひので1号』
先日は撮影した映像と、ひので1号追跡記録を公開しましたが、今回は『ひので1号』の機体を紹介したいと思います。
上の写真、これが『ひので1号』を正面から撮影した写真。
真中に見えているのがカメラのレンズです。
機体重量は240g
直径は15cm
主な材料は発泡スチロールです。
『ひので1号』を横から見るとこんな感じ。
ブザーのスイッチが付いています。
ブザーは落下した時、草原や藪の中だと発見するのが大変なので、音で探せるように取り付けました。
内側はこんな感じ。
内側上部に貼り付けてあるのはブザー用バッテリーです。
マイナス60度の試験をパスした装置です。
使用したカメラはこちら。
Gopro Hero 3 Black edition
このGopro Hero 3はとても優秀なカメラですが、宇宙用に使うとなると主に熱が問題になり、使い物になりません。
市販品をそのまま使うと常温下でも20分程度しか撮影できないので、熱に耐えられるように改造しています。
こちらが打上に必要な道具すべて。
たったこれだけで十分。
使い方は次回解説したいと思います。
ちなみに26号機はひので1号と同型の寒中動作実験機です。
非常に寒いなか機材の動作実験・打上リハーサルを行いました。
2件のコメント
とってもすごいです
Koukiさま、コメントいただきありがとうござます。
これからも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。