今日はパラシュートの日なんです。
1797年10月22日、パリにて、アンドレ=ジャック・ガルヌランが絹製のパラシュートを使い約900mの高度にある気球から初めて飛び降りた。
アンドレ=ジャック・ガルヌランは近代的なパラシュートの生みの親です。気球もパラシュートも手作り。命を委ねるものを手作りして、それを使う勇気と度胸はなかなか真似できないものですね。
※写真はwikiより引用 https://goo.gl/MMVK3q
彼の作ったパラシュート。横揺れがひどく、着地時とても気分が悪かったそうな。原因はパラシュートに穴がなかったから。
パラシュートニ穴なんてあったら危険じゃないか!と考えてしまいますが、穴があるお蔭で、パラシュートの内部に入ってきた空気に逃げ場所が出来上がり、流れが生まれ、安定することになるんです。ニュースなどでパラシュートが登場したらぜひ注目してみてください。どこかしらに穴があるはずです。(パラグライダーやパラフォイルはまた別の仕組みで空気の流れを作っているので穴はありません)
彼の作ったパラシュートは今は様々なシーンで利用されています。宇宙開発では度々登場。パラシュートは色々問題のある装置ですが、減速効果がとても大きいので現在のところ、最良の解なのです。僕のふうせん宇宙でも使われています。
宇宙に舞うパラシュート。彼が見たら喜んでくれるかもしれません。
偉大な先人たちに感謝。自分が得た知識を先に引き継いでいきたいですね。