私は気球の打ち上げのためにたくさんの失敗をしてきました。
人の何倍も失敗をしていると自覚しています。
けれども、「あの時失敗してなければ~」と思ったことはありません。
失敗はどんどんしていくべきだとも思っています。
失敗は成功の母、という表現はいささか使い古されている感がありますが、まったく以ってその通りです。
◆失敗はいたずらに恐れるものではない
失敗はいたずらに恐れるべきではありません。
もちろん、二度と取り返しのつかないような失敗は必ず避けなくてはなりませんが。
気球で言えば、人を傷付けてしまうことや、誰かの将来を奪うようなことはしてはいけません。
けれども、やり直せる失敗は気にせずどんどん経験していくべきです。
身近な誰かに挑戦を否定されようと、機材が失われようと、めげずに進んでいけばいいんです。
ささいな失敗を恐れ、その先を知ることができないのはとてももどかしいです。
◆失敗を無駄にしない
もちろん、いたずらに失敗を重ねていては無意味です。
失敗はたくさんの事を教えてくれます。
どこがダメだったのか。
何が足りなかったのか。
新しい改善への糸口は何か。
理解し、次に成功するために生かしましょう。
失敗は先生です。
たくさん勉強させてもらい吸収し自分のものにしましょう。
失敗は成功への糧でもあります。
◆失敗にめげずに挑戦しよう
失敗することはあまり格好いいことではありません。
けれども失敗に向き合って何度繰り返しても、諦めずに続ければいずれ成功することができます。
私は去年大学を卒業したばかりですが、同輩たちはとても思慮深く、慎重な人がほとんどでした。
そのため、挑戦することのリスクを考え、とても安定志向でした。
まだ22歳ほどの若者が挑戦することを避けていては、これからの世の中、新しいことが生まれません。
リスクは自分自身でコントロールできるんです。
一歩々々着実に踏み固めていけば、かならず夢も叶うんです。