運用可能なカメラ

ふうせん宇宙撮影ではたくさんのカメラを運用しております。用途に合ったカメラで宇宙撮影が可能です。運用可能なカメラは以下の通りです。

1.GoPro

ふうせん宇宙撮影で最も使用されているカメラ。
製品のままだと上空の厳しい環境で動作しませんので、成層圏専用に特別改造を行って打ち上げます。
使用実績は50回以上で、動作不良が最も起こりにくいカメラです。
一眼レフに比べ低コストで打上可。

2.改造GoPro  全天球バージョン

GoProを複数台連結することで全天球撮影(全方位撮影)が可能です。
搭載される全てのGoProは中央のプロセッサにより集中管理されているため、GoPro特有の問題であるフレームレートのずれが解消され、全てのGoProが完全に同期されます。
この方式の場合は、映像編集は別途となります。

3.Nikon 一眼レフカメラ D7100

成層圏での使用に実績のある写真用一眼レフカメラです。
RAW撮影可能であるため、各段に美しい宇宙を写しだすことができます。一眼でしか撮影できない宇宙があります。
このカメラを搭載する場合、装置が大型で大がかりになります。
重量も増えるため、海への落下が必須です。

4.Blackmagic Pocket Cinema Camera (BMPCC)

成層圏での使用実績のある、動画用一眼レフカメラです。
BMPCC宇宙に行く!で使用されたカメラでもあります。
このカメラを搭載する場合も、装置が大型で大がかりになります。
重量も増えるため、海への落下が必須です。

5.SONY α7SⅡ

ふうせん宇宙撮影で実績のある動画用一眼レフカメラです。
超高感度のデリケートなセンサーを搭載したα7sⅡも、ふうせん宇宙撮影では利用することができます。
カメラ本体のほかにレコーダーなどを必要とするため、装置サイズは最大で、カメラ本体価格も高額ですので、最も費用の掛かる打上になります。

その他

ふこの他、特定のカメラを使用したいというご要望もお受けいたします。
独自の成層圏環境テストを行い、パスすることが可能でしたら搭載可能です。
カメラについてご質問ご要望がございましたらお問い合わせください。

なお、iPhoneを上げたいというご要望にはお応えできません。iPhoneの打上げは電波法で禁止されております。機内モードであれば合法で打上げできますが、低スペックカメラ以下の性能であるためメリットがありません。ご了承ください。