風船を使って宇宙を撮影する試みがHBCのグッチーさんの今日ドキッ!にて紹介されました。
HBCスタッフの皆様、そしてACジャパンCM作成の際お世話になった皆様との打上でした。
協力してくれた方々に本当に感謝です。
打ち上げ地点は北海道銭函の海岸。
落下地点は265㎞離れた道東の池田でした。
打ち上げ日には映像は得ることができませんでしたが、とてもいい結果を残せた実験で、4つの大きな進展がありました。
1つ目が、落下予測の正確性を向上。飛行距離が過去最大距離の2倍以上であったにもかかわらず、落下予測範囲は10分の1ほどの距離に狭めることに成功。誤差はわずか数キロ。予測自体も打ち上げ前日に可能に。さらに、予測範囲は面から線に絞ることが可能に。落下予想地点をほとんどピンポイントに絞れます。
2つ目が、気球の姿勢の安定に成功。揺れにはこれまで相当泣かされてきましたが、今回設計した装置はほとんど揺れません。これからは、以前よりもっときれいな映像が期待できます。
3つ目が打ち上げの安定の成功。打ち上げ時に加わる衝撃をほぼ皆無にできる打ち上げ方法を確立しました。今後は全て、どんな機体もこの打ち上げ方法で臨みます。
4つ目は、パラシュートの実験の成功。40000mからの落下にも耐えうるパラシュートであることが分かりました。これにより、より重たい物体を搭載しやすくなりました。落下速度もこれまでより遅くできるので安全に。パラシュートの取り付け位置も理想的でした。今後の設計の自由度が増しました。
ちなみに、回収できなかったと思っていたのですが、HBCのスタッフの方々が池田町の山林まで後日探しに行き、見つけてきてしまいました。
その粘り強さに脱帽です。
波アリ谷アリのとても面白い番組でした。これからもよろしくお願いします。
スタッフの方々へ
とても素晴らしい番組をありがとうございました。
実家の祖父母も番組をみてとても喜んでおりました。
ありがとうございました。