風船宇宙撮影をしていると、映像データがガンガン貯まっていきます。
きょうまで48号機まで打上し、打上の度に毎回50GB程度のデータが得られます。
そんなわけで、現在1TBほどの風船撮影映像が貯まっています。
この映像を編集したもののデータや、制作物のデータもたまる一方なので、風船宇宙撮影関連のデータは3TBにものぼります。
大容量のデータですが、すべて大切な記録です。
どうあっても保存されなくてはなりません。
これだけのデータ容量のバックアップ体制は大変です。
このサイズになると、ハードディスク以外の保存方法はありません。
ただ、ハードディスクは壊れやすく、使用頻度が高ければ高いほど劣化が激しいです。
あまり信用できません。
なので、複数のハードディスクで同じバックアップを取ることで、データを守っています。
映像データのみを抑えたバックアップハードディスクが4枚、全体を抑えたバックアップハードディスクが3枚です。
全てのハードディスクが1箇所に保管されていると、盗難や火災で根こそぎダメになる可能性もありますので、映像データは3か所で保管することでデータの確保を確実なものにしています。
ハードディスクは国産の、最も故障率の低いメーカー製品を使用しています。
これだけやっていれば、一応安心なはずです。
映像データが大容量化しつつある現在、もっと簡単な方法で保存できると良いのですが、まだまだハードの方が追い付いていないんですね。
ともあれ、このように安全に風船宇宙撮影のアーカイブデータはどんどん貯まっていきます。