【結果速報】(ルミノックスホームページからの転載です)
SPACE BALLOON―宇宙までの耐久実験―
< Luminox X-QUALITY LAB >
『34,400m(*)の成層圏、落下着地時の動作を確認。
しかし予測不能の自然の中、Luminoxになにが起きた?』
2015年8月6日(木)、ORIGINAL NAVY SEAL 3000 SERIES Ref.3001.RH.JLを使用して、
SPACE BALLOON ―宇宙までの耐久実験―を実施しました。
詳しい分析は現在行っていますが、現時点での結果速報をご報告します。
打ち上げ直前
上昇中(雲の高さを超える)
最高地点(34400m)
落下中
着地(刈取り後の小麦畑に落下)
※回収作業は地権者の許可をとった上で実施しています
『高度34,400mの成層圏で、
生身の状態にて時を刻む。』
機体に搭載したカメラの映像を確認したところ、予測最高地点は高度約34,400m(*)。
当初予測の最高地点約35,000mとほぼ同程度上昇しました。
気圧は10hPaで地上の1/100となり、空気がほぼ存在しない、ほぼ真空状態です。
また、最低気温は約マイナス65度で、時計が経験した温度差は約100度。
こうした成層圏の過酷な環境の中、Luminoxウォッチはなにも囲われていない、いわば生身の状態で時を刻みました。
『落下着地後、衝撃で機体から外れた
Luminoxウォッチを回収し、動作を確認。』
最高地点で地上の約80倍まで膨張した風船は、限界に達し破裂。
空気抵抗がないため理論上は音速を超える速度で落下します。
そして高度約15,000m付近で空気抵抗により減速装置が作動し、
瞬く間に減速。成層圏から地球への急激な気圧変化を経て着地した
Luminoxウォッチですが、動作の確認が取れました。
『装置での宇宙実験では不具合なしも、
自然の中でなにが起きたか、数十分の遅れを確認。』
0.032Pa以下の真空、マイナス197度の低温環境。
装置により、海抜高度100㎞、国際航空連盟によって定められた
宇宙と同じ環境を再現した耐久実験も事前に実施。
不具合は確認できませんでした。
しかし、なにが起こるか予測のできない自然。
落下着地し、時を刻んでいたLuminoxウォッチに数十分の遅れが確認されました。
『機体に搭載したカメラの一部始終の動画と、
上空で起きた事象を分析し、公開へ。』
この実験動画を編集したドキュメンタリームービーはもちろんですが、
Luminoxウォッチの打ち上げから回収まで、今回の実験の一部始終の動画も公開予定。
また、上空で一体なにが起きていたのか、分析結果も後日、ご報告します。
*2015年8月11日(火)時点での分析です。
より詳細な分析を現在行っており、数値が変更となる場合があります。
「SPACE BALLOON ―宇宙までの耐久実験― 」の予告はこちらから。
http://luminox.jp/space-balloon.html
< SPACE BALLOON ―宇宙までの耐久実験― >
実施日:2015年8月6日(木)
時間:午前9時~午後1時
場所:北海道十勝平野
風船に取り付けたモデル:ORIGINAL NAVY SEAL 3000 SERIES Ref.3001.RH.JL