宇宙開発で使用できる超本格パラシュートの設計図を公開します!

7

夏休みですね。

夏と言えば宇宙、と勝手に思っているのですが、夏休みの自由研究に宇宙開発に使用している本格パラシュート作りはいかがでしょうか。

今回公開する設計図は、私が風船を使った宇宙撮影に使用しているパラシュートの工作教室用の設計図です。

名付けて『岩谷式パラシュート』です。

上空30000mから落下してきても問題なく使える優れもの。

GOPR0378.MP4_000087545

これは実際に宇宙撮影中に撮影したパラシュートが開く様子。

こんなパシュートですが、大したものは必要ありません。

このパラシュートの設計図を公開してしまいます!

図工の授業で使うようなものだけで出来上がります。

多分幼稚園生くらいからでも作れるはず。

 

材料を用意しよう

用意するものは、

1.ガチャガチャのカプセル1個

2.45リットルポリ袋

3.タコ糸(55cm×8本)

4.セロテープ

5.はさみ

です。

たったこれだけです。

 

ダウンロードしよう

岩谷式パラシュートの設計図をダウンロードしましょう。

以下のURLからPDFファイルでダウンロードできます。

http://rockvalley.sub.jp/pdf/iwayapara.pdf

PDFがダウンロードできない人向けに画像データも置いておきます。

1

2

3

4

5

6

作ってみよう

作り方は非言語の設計図にしてしまっています。

レゴの説明書のように、全年齢対象に設計図を作ってみました。

なので年齢に関係なく作ることが出来るはずです。

パラシュート本体は19番まで。

20~27はおもりのガシャポンの取り付けです。

注意点は、ガシャポンの色つきの半球を下側になるように取り付ける事。

下が透明にしてしまうと、固いところに落とした時にガシャポンが割れてしまいます。

 

体験してみよう

出来上がったら2mより高いくらいの高さから落としてみて下さい。

ふんわり落ちていきます。

パラシュートで安全に落下するのが体験できるかと思います。

ガシャポンの中に物を入れたりすると落下速度が変わります。

色々入れて研究してみて下さい。

 

注意点

パラシュートを高いところから落とすときには下の安全に十分注意してください。

パラシュートには壊れないものを取り付けて下さい。パラシュートは時々開かないので、落下速度が速くなることがあります。

この説明書は工作教室用に作られているので、宇宙撮影に使用する際にはタコ糸では強度不足です。色々研究して別の素材を選んでみて下さい。

また、この設計図の内容だけで制作し、宇宙撮影に挑戦したとしても、事故が起こったり機材が壊れたりした場合にも私の方では一切の責任は負いかねますので、自己責任で行ってください。

 

説明書の取扱いについて

ご利用の際には改変を行わないでご利用ください。

非商用である限り自由にご利用ください。

学校機関などでのご利用大歓迎です。

利用の際に何か断りは必要ありません。ですが、「つくってみんなで楽しく遊んでみたよ。」という報告はとてもうれしいです。

ダウンロードした説明書を私のサイト以外での配布についても非商用である限り構いません。

なお、商用利用は一切認めません。

著作権は岩谷圭介、風船宇宙撮影に属します。

 

楽しいパラシュート制作、ぜひやってみて下さいね!

 

Share.

About Author

私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

7件のコメント

  1. このパラシュートは開いたらどのくらい浮力がありますか。
    また、どうやったらうまく開くようになりますか?

    • 中村さま、はじめまして。
      コメントいただき、ありがとうございます!

      パラシュートに浮力はありません。
      パラシュートを上手く開かせるためには、理想としては開いた状態に近いとよいです。
      逆に、折りたたんでしまってあると開きにくいです。

    • yonpeiさま。コメントいただきありがとうございます。
      パラシュートの中心に穴はわけあって空いています。
      ですが、理由はここでは書きません。申し訳ございません。
      それは、パラシュート設計図はやってみて色々考えてみる経験をしてもらうために公開しているからです。
      ぜひやってみてください!

    • HIROさん、コメントありがとうございます。
      パラシュートを付けることで無条件に安全になるものではありません。
      角ばっていたり、ネジやクギがでていれば危険です。
      落下させる場合は、安全な装置を作り上げてください。
      落下速度をどの程度にしたいかによって、重さは変わります。
      制作方法にもよりますので、一概には言えませんが、300g程度であれば6m/sくらいになるのではないでしょうか。
      ご自身で検証してご利用ください。

  2. はじめまして。 このパラシュートで実験をしました。
    その結果が。。。なんと大成功‼‼僕もパラシュートに興味を持ち始めました。
    こんな面白いものがあったとは…ありがとうございます

Leave A Reply

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください