新しいプロジェクトへ向けた新型機開発と新しいつながり

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新しいつながりです。

私が風船宇宙撮影で今年挑戦してみたいと思っていた事柄と同じことをしてみたいと考えていた方からコンタクトを頂きました。

今年の春頃一緒にできないかというお話を頂き、その後すぐにお会いしてみて一緒にやっていくことを決意。

エンジニアの森岡さんです。

森岡さんのホームページ→http://www002.upp.so-net.ne.jp/morioka/

 

森岡さんは依然、NHKの番組で宇宙撮影装置を開発した方で、いわば私の先輩ともいえる方です。

NHKの番組では一発勝負だったので、「また挑戦してみたい!」と思っていたそうですが、気球を運用することでの宇宙への足がないと再挑戦できないということでご相談いただいた次第でした。

ご連絡いただいてから何度もやり取りをし、開発が進みます。

 

そして夏、わざわざ地球の裏側から北海道の私の自宅までお越しいただき、装置最終調整です。

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左が九州工業大学の兵頭先生、右が森岡さんです。

兵頭先生はNHKの番組の際に携わった森岡さんの協力者の1人であり、兵頭先生もまた新しい風船宇宙撮影のプロジェクトを一緒に進めていくことになりました。

この日お越しにはなりませんでしたが、九州工業大学の山澤先生もまた、このプロジェクトを一緒に進めていく仲間になりました。

普段の風船宇宙撮影とはまた違う新しいプロジェクトは私を含めて4人で進めていきます。

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森岡さんは電子工学のスペシャリストで、様々な書籍を手掛けています。

PS2やPS3・PSPの大磁場部分の開発も行っているとのこと。

回路は殆ど分からない私にとっては凄まじい方です。

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回路の調整をして、機体への搭載可能な状態に仕上げてもらいました。

ここから先は私の仕事です。

成層圏環境で動くように改造し、最適化した形状で風船撮影装置へ搭載します。

こうして新しい実験装置の開発が始まりました。

 

さて、私たちはいったい何をするのか、それは映像が出来上がってからのお楽しみということで、しばらくお待ちください。

いつも一人で開発しているので、共に目指すことができる人、しかも邪気のない人たちと開発できることは幸せなことです。

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私は日本人で初めて、独力で宇宙開発を成功させました。私の行っている風船宇宙撮影を通して、より多くの人に、宇宙をもっと身近に、そして夢はすぐそこに広がっていることを実感してもらいたいと思っています。

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