装置は安全上、そして将来的に考えて海に落として実験すべきと前回の記事に書きました。
海に落とすとなると問題になってくるのが水問題です。
機械は水に滅法弱いので、防水対策をしなくてはいけません。
Goproなどのアクションカメラは製品がそもそも防水なので不安はありませんが、防水でない機械をどうしているのか、今回はそんな記事を作ってみました。
私が使用している一眼レフはこんな感じに加工されてます。
ビニール袋がいかにもなので、見るからに不安そうな感じ・・・
でも、一通り必要なことはやってあるんです。
内圧の調整シートもついてるし、結露防止も。ビニールとレンズ接続の特注金具、パッキンも使っています。
ビニールが最適だったので使用したのですが、主張が激しい、、、率直に言って貧乏くさい。
カメラレンズとビニール接続に苦労と費用を要しています。特注金具だけでカメラが一式買えます。
まあ、しっかりと役目を果たしてくれれば問題ありません。
実際水に落ちても浸水しないか、水の中に沈めて確認してみましょう。
沈めてみます。
泡がぷくぷく出て来たら失敗です。
ん、なんだか泡出てます。
駄目ですねこれ。
どこかに穴がありそうです。
改良します。
確認したらレンズの金具との間に小さな隙間がありました。
ビニールも扱っているときに小さな傷ができていたようです。
それらを調整後、さらに安全をみて袋を二重にしました。
圧力調整シートが高いので、2倍の量使うことになりちょっと泣けますが、カメラが壊れるのに比べれば、仕方ありません。
これを沈めてみましょう。
今度は泡は出ませんでした。
この装備であれば、数百万円するカメラを空に飛ばしても壊れずに済みます。
これは防水対策の一例です。装置に合わせた防水対策を施すと、機材の損耗率が下がります。
機材たちは冒険を共有する仲間たちなので、大切に使ってあげたいですね。
2件のコメント
すごい!僕は愛知県民ですが、サイトを見ていてやって見たいと思いました!
Itoさま、こめんといただきありがとうございます。
やり方や考え方を公開していますので、ぜひ参考になさってください。
日本全国どこでも飛ばせるものではないので、安全な場所で実施してみてください!